春へと続く丘/キャラクター


 

『春へと続く丘』 本編

 


私です。
町の中では『先生』で通っています。
まだ17歳の新米ですが、教師の名に恥じぬよう、3ヶ月間、精一杯職務を全うしようと思います。

武史くん
山崎 武史。
たけしくん。5年生。
乱暴でわがままで生意気な子です。
でも純粋で真っ直ぐで、そこがかわいかったりします。

春翔くん
新庄 春翔。
はるとくん。4年生。
恥ずかしがり屋なのか、発達が遅いのか、言葉がうまくしゃべれないみたいです。

明日奈ちゃん
船橋 明日奈。
あすなちゃん。5年生。
明るくて元気で、しっかりもののお姉さん。クラスのまとめ役です。

未来ちゃん
高岡 未来。
みらいちゃん。6年生。
ひとりで行動していることが多いです。
複雑な家庭環境で育ったらしく、その辺はまたおいおい……。

校長
校長兼、給食のおじさんです。
すごく紳士的で優しいです。
いつもエプロンをしているのがチャーミング。その下がスーツというのもポイントです。

マスター
町外れの喫茶店を夫婦で経営しています。
また来たいと思えるような、そんな暖かさを持つ店、『いつか帰るところ』を目指して日々努力しているらしいです。
爽やかでかっこいいんですが、金髪なのがなあ……。

船橋さん
明日奈ちゃんのお母さんです。
優しくて、かわいらしくて、眺めているだけでこっちも明るい気分になれる、そんなお人。
喫茶店のマスターとは夫婦で、ふたりでお店を切り盛りしています。

壊れてしまったひとたち
ある年を境に、急増しました。
私たちと同じ場所で、同じように生活し、なんらかわりない日常を送っていたひとが、ある日突然異常な行動を取りだす。
見わけるすべがないのだとしたら、私たちはどうやって対策したらよいのでしょうか。

教団
最近巷で話題のあれです。
こういうのって、決まって黒い噂ばかりで怖い。
でも、この手の話題をしているときって、妙な連帯感があってみんな楽しそうです。
怖がっているのを楽しんでいるというか。

 

『春へと続く丘』 とあるジゴロの物語

 

公景
白川 公景(しらかわ きみかげ)。
推理小説研究会(ミステリーサークル)に所属。
ロマンチスト。
物事を感情で、特に愛を基準に、考え、行動する。
周りからは女たらしのように思われているが、本人いわく、女性というよりは、人間が好き。
趣味は、推理小説と、空を眺めること。


黒崎 渉(くろさき わたる)。
推理小説研究会(ミステリーサークル)に所属。
リアリスト。
物事を数字で、特にお金で計り、考え、判断する。なにかと公景につっかかり、言い合いになる。
趣味は、推理小説と、人の弱点を見つけること。

光彦
真中 光彦(まなか みつひこ)。
推理小説研究会(ミステリーサークル)に所属。
バランサー。
どちらかに振り切るよりは、中立を好み、物事のバランスを取ろうとする。
公景と渉が、行き過ぎた行動を取らないよう、監視している。
趣味は、推理小説。